【お薦めの本】10万円から始める「高配当株」投資術
アラフィフチャレンジで投資も始めてみました・・危険です。ますは、投資スタイルを形成するために、何冊か関連本を読んでみました。なるほど~と思った箇所、参考にしようと思った箇所を備忘録的にピックアップします。
p43 NYダウが注目される理由
1.日経平均株価の採用銘柄に輸出関連企業が多い
2.マーケットが大きい:東証の約4倍
3.歴史が古い
p80 急落時こそが最大の買いチャンス。一時的なショック安やその後の展開が悪い時
こそ、有望株を割安で買えるチャンスだと捉える
p92 「買ってはいけない株」有利子負債が多い企業。純利益額の10倍を限度。
p95 「買ってはいけない株」自己資本比率10%以下の企業。(一般に50%以上なら高い
とされる)
p95 PBRが1倍を下回ると割安度が高い。
p95 キャッシュフロー対有利子負債比率が10倍を超えると過剰債務の可能性あり。
p98 「買ってはいけない株」売り上げや利益が毎年大幅に動く企業
p103 株式市場の平均PERが約15倍なので、それ以下で割安、10倍以下ならかなり
割安と判断できる。
p105 成長性のない会社や話題性のない会社のPERは比較的低めに、成長性が期待でき
そうな会社はのPERは高くなる傾向に。
p106 PER100倍の株式は、100年後の利益を先取りしているようなもの。
p107 成長率10~15%の株がPER10倍以下ならお買い得、20~30%ならPER15倍でも適
正値。
p113 売上高純利益率が5%以上なら高収益企業として合格、10%以上なら非常に優秀
p114 コモディティ企業を避けて、「ブランド力がある」または「独占・寡占企業」
または「新規参入が難しい業種」 から選ぶ
p116 「買ってはいけない株」不適切会計、粉飾決算が疑われる会社
・収益源が分かりにくい会社
・自己資本比率が低い会社(10%以下は危険)
・売上高純利益率が低いのに赤字にならない会社(1%以下は買ってはだめ)
p138 「買ってはいけない業種」金融業(銀行・証券)。儲かっていないから
p143 「買ってはいけない業種」国際優良株。収益変動要因が多すぎる。株価も業績も
安定拡大していくことはほとんどない。機関投資家が中心なので、個人投資家が
その中で儲けるのは難しい。
p150 「買ってはいけない業種」不動産業。費用先行で有利子負債が多くなりがち。
ハイリスクハイリターン。
p157 「買ってはいけない業種」航空産業。儲からない業種。
p165 「買ってはいけない業種」バイオ関連株。段違いでハイリスク。
p177 高配当株は高い配当利回りそのものが株価下落のブレーキとなる
p182 分散投資し、強い株を見つけたら買い増しして保有株を増やしていく。
p189 株価が上昇しながら配当金も増える株の共通項は、純利益、増配、タイミング。
p191 純利益:純利益は投資家の基本(配当はここから支払われる)。
利益剰余金と有利子負債をチェック。配当利回りの理想は3~4%だが、有望であ
れば2%台でも可。配当性向も把握する。1株利益と比較する(1株利益より配
当が大きい場合は利益剰余金を取り崩すなどタコ足配当となっている)。
p216 増配:急成長している会社の配当性向は低く、成長鈍化、成熟段階の会社の配当
性向は高くなる傾向。自社株買いにより1株利益が向上する。
p239 タイミング:1年に1回か2回、大きく急落する局面がある。買いのチャンス。
権利落ち後の株価下落幅は得られる配当金以上になる。
p263 「高配当株を持ち続けるための秘訣」
1.株価をあまり見ない
2.下落相場を楽しむ:買い増しのチャンス
3.焦らない
4.予想で買い、結果で売る
5.感情取引は間違った行動となる
業績に比べて、明らかに割安だと判断した株を買い、割高もしくは人気化した株
を手放す
p273 高配当かつ収益が安定している5つの業種
1.学習塾
2.依存症ビジネス:パチンコ、競馬、酒、たばこ、SNS、ゲーム・・
収益安定、高配当利回り、低PERの企業も多い
3.葬儀会社:企業価値より割安
4.ストックビジネス・継続課金ビジネス:インフラ提供、賃貸契約等。
レンタルサーバー運営会社、インターネット回線接続サービス等。
5.小売業(飲食店)
p281 金の卵の見つけ方
1.四季報でチェック:過去の売上高(減少してないか)、純利益(赤字がない
か)、1株利益、配当金、PER(15倍以下)
2.利益剰余金、有利子負債:有利子負債は純利益の5倍以下、最大でも10倍以
下
3.配当利回り、配当性向:3%以上が理想。
「10万円から始める『高配当株』投資術」
出版社:あさ出版
著者:坂本 彰
発売日:2017/6/19